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歯並びを悪くする癖

指しゃぶり

指しゃぶりをしていると上顎前突(出っ歯)や開咬になってしまうことがあります。また頬をすぼめて指しゃぶりをしていると、上顎の歯列の幅が狭くなってしまい、上下の噛み合わせがズレ、不正咬合になる可能性があります。
指しゃぶりは精神面と大きく関係していると言われており、寂しい気持ちを紛らわす行動とも言われているので、タイミングをみて治していくことが重要です。

頬杖

日常的に頬杖を続けていると、噛み合わせが合わなくなったり、顎の成長に支障をきたしてしまう場合や噛み合わせがずれてしまう場合があります。
頬杖はほとんどの場合無意識でしていることが多いため、意識してしないように心がけましょう。

口呼吸

口呼吸をしていると、長時間口が開いたままの状態になります。その為、常に下顎と舌の位置が下がっている状態となり、顎の幅が狭くなってしまったり、前歯が出やすくなってしまいます。また、口内が乾燥すると細菌が繁殖しやすくなり、むし歯や歯周病のリスクも高くなってしまいます。習慣的な口呼吸の場合は、トレーニングで改善することができますが、歯並びに問題がある場合は矯正治療を行います。

舌突出癖・異常嚥下癖

舌を前に出したり、上下の前歯の間に舌を挟んだり、舌で裏側から歯を押し出したりする癖を「舌突出癖」といいます。また、飲み込む動作の際に舌癖がある状態を「異常嚥下癖」といいます。この癖を続けると、開咬や上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)になってしまうことがあります。舌の位置が本来よりも低い位置にあることが特徴で、発音が悪くなったり、食事の際に音を立ててしまうなどの日常生活に影響がでることもあります。