口唇裂・口蓋裂などの
先天異常を伴う矯正治療
上唇や口蓋部分が裂けた状態になってしまう病気です。
日本人の場合は約500人~600人に1人の割合で出生すると言われています。生まれてきた時に、避けた口唇や口蓋を手術で縫い合わせたことによって、上顎骨の成長が邪魔されてしまったり、破裂部位の永久歯が欠如してしまい、歯列不正が生じた場合は矯正治療が必要となります。
生まれつき歯が足りない場合
乳歯が抜けた後も永久歯が生えず、歯の本数が少ない状態になってしまう先天性欠如もあります。
7歳以上のお子さまのうち、約10人に1人が先天性欠如と言われています。
原因ははっきりとわかっていませんが、遺伝や妊娠中の母体の栄養不足により歯のもととなる要素が作られず発症するとされています。