口元が出てしまう
本来抜歯が必要なのにも関わらず、無理に矯正治療を行うと、前歯が並びきらず前に飛び出してしまい、口を閉じても口元が出てしまいます。見た目が悪いだけではなく、無意識のうちに口を閉じることもできなくなります。その為、就寝時口呼吸になりやすく、口の中が乾き、むし歯や歯周病になりやすくなります。
矯正治療後の
後戻りしやすくなる
矯正治療が終了し、正しい歯並びと噛み合わせになった後に、歯が元の位置に戻ろうとしてしまうことを後戻りと言います。本来歯が並びきることができないスペースに無理やり歯を並べた場合は、後戻りしやすくなります。
12歳臼歯が埋まってしまう
抜歯をせずに無理やり歯を並べると、歯が並ぶスペースがなくなり、重要な役割を担う12歳臼歯の生える場所がなくなってしまうことがあります。その場合、歯が歯ぐきの中に埋まったままの状態になってしまい、親知らずに歯根を吸収されてしまうことがあります。歯根が吸収されてしまうと、歯がぐらぐらするなどの症状が起きてしまいます。